防災特集 全5ページ

多発する大災害に備え急げ

強靱化機能を一斉強化

政府は今年度、ZEHを目指す支援事業に、住宅のレジリエンス(強靭化)への支援制度を新設。大手住宅各社も、災害対策に注力する。今年3月の国土強靭化に向けた取り組みを顕彰する「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2019」では、上位賞60件中、住宅関連業界から16件が受賞した。

 

ソフト面の拡充も

 

 「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2019」(レジリエンスジャパン推進協議会主催)で旭化成ホームズは、耐震・耐火性の高い構造躯体のほか、太陽光発電や蓄電池など自立エネルギー設備、共助を促すコミュニティ賃貸、保険部門やリフォーム部門などと一体となった災害時の復興体制の構築など、戸建住宅と賃貸住宅のトータルレジリエンス(総合防災力)の取り組みで最優秀レジリエンス賞を、静岡県富士市の旭化成社宅跡地を全99区画の戸建分譲住宅地に開発した「ヘーベルガーデン新富士『あしたの杜』~江川地区豊かな暮らし空間住宅設備事業」で優秀賞を受賞した。

 

 LIXILも、災害配慮トイレのほか、同住宅研究所のコンセプトホーム「人生100歳時代の未来住宅『五世代』」で最優秀賞を受賞した。

 

 ハード面の商品開発だけでなく、ソフト面での仕組み構築が評価を受けたケースも散見した。積水ハウスは、親子向け防災減災体験学習プログラム「防災キッズ育成サポートプロジェクトの展開」でほか2社と共同受賞。ナイスは、木造応急仮設住宅の供給体制の確立で最優秀レジリエンス賞を受賞している。


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