住友林業、林道設計の支援ソフト発売、自動機能で現地確認を効率化

住友林業は11月1日、全国の自治体や林業事業者に向け、路網設計支援ソフト「FRD(Forest Road Designer)」を発売した。路網整備を促進し、森林管理の人手不足に悩む自治体や林業従事者の負担軽減を図る。

FRDは、航空レーザー計測などで得た地形データを生かし、林道や森林作業道など林業用路網の設計に使用する。操作画面上で出発地と目的地を入力するだけで、線形を自動設計する機能を備えた。このため、事前に設定した縦断勾配や曲線半径などの条件、幅員・作業コストなどのパラメータに基づき、低コストで線形案を作成できる。

計画時点で崩壊の恐れのある箇所を回避する場合は、回避箇所を設定することで安全な線形の設計ができるなど、実務上必要な機能を多く備えた。ソフト上で設計した路網の線形案を元に現地の踏査を行うことで、現地確認作業の効率化を図る。

価格は50万円(税別、データ整備費用、セットアップ費用は除く)。初年度50件、年間100件の販売を目指す。


公開日: 2017年11月6日