福屋不動産販売/再販事業にホームステージング、買い主目線で始動

福屋不動産販売(大阪市北区、枇榔巧社長)は、買い主目線のホームステージングを開始した。「すぐ見せますプロジェクト」として展開する。ホームステージングとは、売買物件の住空間をモデルルーム風に飾り立てて早期の成約につなげる手法として広がりを見せており、一般的には売り主の目線に立ったものが多いが、同社では自社で買い取った物件を対象に実施するため、買い主目線での提供となる。

専門のコーディネーターによって部屋に合ったインテリア家具や装飾品を実際に置いて居住後のイメージが持ちやすくし、購入の判断にしてもらう。今年7月まで5カ月間のトライアル運用を行い、買い取り再販物件20件で実施したところ姫路市では最短3日で成約に至り、平均でも1カ月以内の成約につながったという。「現場の店長からは成約に効果がある」との声が大きいことからホームステージングを事業化する。

ホームステージングにかかる費用は同社が負担する。関西の物流会社と提携して3カ月で15万~20万円のコストでホームステージングできるため、一つの物件が早期に成約すれば、次の現場に同じコストで展開できる仕組み。移動費用が別途かかるものの、3カ月の期間内ならばホームステージングの物件の数に関係なく提供できるシステムとした。

ホームステージングの対象は、2000万円台から高価格帯まで対応し、ファミリー層やシニア層などに照準をあてる。対象物件は、マンションと戸建住宅で築年数と価格に条件はない。当面は、関西圏だけのサービスだが、関東圏での運用も検討する。


公開日: 2018年7月4日