野村不アーバン調査／タワーマンション“住んで良かった”9割超

　野村不動産アーバンネットが11月20日に実施した「タワーマンションに関する意識調査」によると、購入者の91.8％が「住んで良かったと思う」と回答し、「住んで良かったとは思わない」（8.2％）を大幅に上回った。「資産価値が高いと感じる」人が72.4％を占めた。



　良かったの回答理由のトップは「眺望が良い」（51.6％）で、「防犯面で安心」（41.8％）と「駅から近い」（39.6％）が続いた。「共用施設とサービスの充実」（4位）や、「窓やカーテンを開けっ放しにできる」（5位）ことにメリットを感じている人も多く、サービスの満足度トップ3は、「24時間ゴミ出し可能」「24時間有人管理」「スーパー・コンビニ併設」だった。



　一方、良かったと思わない理由は、「エレベーターの待ち時間が長い」ことや「風が強い」とのコメントがあった。



　東日本大震災による意識変化については、「震災前と変わらない」（31.2％）、「特に変化はない」（50.8％）だった。「強く不安を感じている」（13％）回答もあった。



　ちなみにタワーマンションからの好きな眺望の1位は「富士山」で、「東京スカイツリー」が2位にランクイン。「東京タワー」も3位に入った。



　首都圏（東京、神奈川、千葉、埼玉）にタワーマンションを所有して住んでいる500人を対象にインターネット調査した。