13年マンション発売、首都圏11%増の5万戸、近畿圏12%増の2・5万戸/不動産経済研が予測
-
2012.12.20
- ツイート
不動産経済研究所は、12年の首都圏マンション発売戸数は前年比1%増の約4・5万戸にとどまる一方、13年は11%増の約5・0万戸に回復するとした市場予測を発表した。
昨年末時点では震災の反動を見込んだ12年の発売を17%増の5・3万戸と予測していたが、9月から11月まで3カ月続いた落ち込みによって3年連続の4・5万戸前後にとどまることが確実になった。12月の発売も12%減の7000戸程度にとどまる見通し。上期合計の発売は14%増と年の前半は順調に回復していたが、下期は8%減と尻すぼみの市場になった。
13年は前年に発売を先送りした物件の販売開始によって5万戸台を回復する見込み。新政権による景気回復期待を背景にした若年需要の回復も織り込んだ。大手を中心とした東京の発売が10%程度増える一方、若年需要を狙う中堅企業の復活や大手のエリア拡大によって千葉県の発売が44%、埼玉県が9%いずれも増えて郊外市場も活発化する。
近畿圏の12年発売は10%増の2・2万戸程度の見込み。13年も12%増の2・5万戸に増え、リーマンショック以前の市場規模に戻ると予測した。
昨年末時点では震災の反動を見込んだ12年の発売を17%増の5・3万戸と予測していたが、9月から11月まで3カ月続いた落ち込みによって3年連続の4・5万戸前後にとどまることが確実になった。12月の発売も12%減の7000戸程度にとどまる見通し。上期合計の発売は14%増と年の前半は順調に回復していたが、下期は8%減と尻すぼみの市場になった。
13年は前年に発売を先送りした物件の販売開始によって5万戸台を回復する見込み。新政権による景気回復期待を背景にした若年需要の回復も織り込んだ。大手を中心とした東京の発売が10%程度増える一方、若年需要を狙う中堅企業の復活や大手のエリア拡大によって千葉県の発売が44%、埼玉県が9%いずれも増えて郊外市場も活発化する。
近畿圏の12年発売は10%増の2・2万戸程度の見込み。13年も12%増の2・5万戸に増え、リーマンショック以前の市場規模に戻ると予測した。