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賃貸商品で新ブランド、高付加価値化を訴求 積水化学住宅カンパニー

  • 2013.01.22
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 積水化学工業住宅カンパニーは新たな都市型の賃貸住宅商品ブランド「ウィズハイム」を立ち上げた。31日に初弾商品の2階建て「FII」を発売し、賃貸商品力の強化を図る。



 新ブランドの立ち上げに当たり、商品企画を見直し。「これまでの賃貸住宅経営は入居者の入れ替わりを前提としていた。しかし今後は、高付加価値の物件によって入居者ニーズに応え、長期入居を促進することでオーナーに安定経営を提案する」(村上和正常務執行役員)として、同社が実施したアンケートを元に標準設備・仕様を決めた。



 初弾商品「FII」は、防犯、収納、遮音の性能強化が特徴。防犯に関しては、新開発した独自の「外構防犯パッケージ」を標準採用する。オートロックエントランス、や高さ2m超のセキュリティ格子で共用部への侵入を、ディンプルキーや防犯合わせガラスで室内への侵入を防ぐ。玄関ドアや窓にセンサーを取り付けて施錠忘れやガラス破りを防止するシステムも盛り込んだ。今後はこうしたシステムを同社の賃貸商品全体に対応していく考えだ。



 収納に関しては、著名な収納カウンセラーの慣習による収納計画を提案。収納量や使い勝手の不満が多い賃貸住宅の収納の課題の解決策を提案する。遮音については床、界壁、外壁、排水パイプの4点で戸建て並みの遮音性を実現する。



 販売価格は3・3㎡当たり55万円台から。13年度300棟の販売を見込む。
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