マンション修繕工事の新ブランド『プラシディア』展開／大京アステージが付加価値工事を提案

　マンション管理の大京アステージは、マンション大規模修繕に高齢者対応や防災対策、デザイン改修など、住み心地を高める内容を盛り込んだ修繕工事のブランド『プラシディア』を立ち上げた。



　防水や外壁塗装、給配水管更新といった長期修繕計画に沿って行う経年劣化に対応した工事にとどまらず、エントランスのバリアフリー化といった入居者が日ごろ感じている不便さを解消したり、防災倉庫の設置や環境性能の向上などの暮らしやすさや安全・安心にかかわる付加価値メニューを居住者との対話を通して作成、工事受注につなげる。



　初年度は２回目以降の修繕時期を迎えた60棟程度にプラシディアによる提案を行い、１割程度の採用を目指す。



　修繕工事の検討に入った管理組合に対して防水や塗装などの基本的な工事のほかに、居住環境を引き上げる付加価値工事のメニューを事例を通して分かりやすく紹介。さらに日常的に感じている不具合や不満を元に管理会社と組合とが一体で修繕コンセプトを作成し、修繕計画を１冊の『プラシディアブック』にまとめる。