エスクローファイナンス/集合住宅にも出来高融資
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2013.07.17
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住宅ビルダーを対象に建築事業資金を融資するエスクローファイナンス(東京都新宿区、須田幸生社長)はこのほど、住宅着工から完成引き渡しまで出来高に応じて工事資金を融資する業界初の同社の融資制度を共同住宅や大規模の木造建築物を建てる建設会社向けまで広げて本格的に融資することを決めた。
土地の有効活用などで共同住宅や大規模木造物を建築する際は、通常、施主が着工時に請負代金の一部を支払い竣工後に金融機関から融資を受けて残金を払うのが一般的。こうした支払いのもとで建設会社は工事期間中の事業資金を自社の企業与信により金融機関から調達するが、規模が大きい工事だと調達金額が不足し受注断念のリスクが伴う。工事の出来高を査定し、出来高に見合った融資を逐次投入することで事業機会を逸するリスクが軽減し、受注支援を図るのが狙い。
これまでの住宅ビルダー向けの出来高融資と同様に建築工事には完成保証を付与し、仮に建設会社が倒産した場合でも倒産会社に代わって工事を引き継ぐバックアップビルターが住宅を完成させる。
土地の有効活用などで共同住宅や大規模木造物を建築する際は、通常、施主が着工時に請負代金の一部を支払い竣工後に金融機関から融資を受けて残金を払うのが一般的。こうした支払いのもとで建設会社は工事期間中の事業資金を自社の企業与信により金融機関から調達するが、規模が大きい工事だと調達金額が不足し受注断念のリスクが伴う。工事の出来高を査定し、出来高に見合った融資を逐次投入することで事業機会を逸するリスクが軽減し、受注支援を図るのが狙い。
これまでの住宅ビルダー向けの出来高融資と同様に建築工事には完成保証を付与し、仮に建設会社が倒産した場合でも倒産会社に代わって工事を引き継ぐバックアップビルターが住宅を完成させる。