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中古版の長期優良住宅、基準づくりへ8月に初会合/国交省

  • 2013.07.24
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 国土交通省は中古版の長期優良住宅の基準づくりに着手する。省エネ性など一定の要件を満たしたリフォーム済み住宅を認定する。8月に有識者でつくる検討会が初会合を開き、年度内に長期優良化のための評価・認定基準や評価方法などを策定する。



 新築の長期優良住宅と同様に「省エネ性」「耐震性」「劣化対策」「維持管理・更新の容易性」に一定の基準を定める。ただ、要求水準は新築に比べ低くなると見られ、品質の確保と実現可能性とのバランスを取りながら適切な基準を検討していく。戸建て、リフォーム双方の基準をつくる。



 検討会の名称は「既存住宅のリフォームによる性能向上・長期優良化検討会」。座長には深尾清一・首都大学東京教授が就任する。学識者のほか、工務店やリフォーム団体、不動産流通系の団体などで構成する。年度末までに3回開催し、報告書をまとめる。
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