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シニア4割が住み替え希望/矢野経済調べ

  • 2013.09.17
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 シニアの潜在的な住み替え需要は全体の4割。矢野経済研究所がこのほど発表した「シニアの住まいに関するアンケート」でこんな結果が明らかになった。住宅の老朽化や家族構成の変化が主な理由で、子どもの独立後に部屋を活用しきれていないという回答は8割にのぼった。



 60歳以上の男女823人を対象としたインターネット調査。「住み替えたい」「将来的に住み替えたい」という回答は22・7%、「住み替えたいが、住み替えられないと思う」を合わせた45%超が住み替えに関心を示した。



 住み替えたい理由は「家の老朽化」が51・2%で最も多く、次いで「家族構成が変わって家が広すぎる」が33・8%となった。子供の独立後、活用できていない部屋が1つ以上あるという回答は81・9%にのぼるなど大半の世帯で部屋が余っていることがわかった。



 「住み替えたいが、住み替えられない」理由としては、「新たに購入資金を工面できない」が52・2%で最も多かった。住み替えの条件は、「駅・病院・役所などに近く、利便性がよい場所」が61%と次点を大きく引き離した。
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