三井不動産販売が三井住友銀行と提携、富裕層向けサービスを強化

　三井不動産販売はこのほど、顧客紹介およびサービス提供に関して、三井住友銀行（ＳＭＢＣ）と提携した。

　金融資産に関する相談ニーズを持つ顧客の要望に応じ、三井不販がＳＭＢＣを紹介するもの。富裕層・資産家向けに三井不販が展開しているリアルプランの会員組織「Class-R」のサービスの一環となる。

　「Class-R」は、専任のコンシェルジュデスクが全てのサービスの窓口となって資産形成以外にも暮らしの領域まで踏み込んだ上質なサービスを提案するもので、リアルプランで取引している個人顧客が対象。

　今回の提携により、三井不販は不動産だけでなく金融の側面からも資産ポートフォリオ全体を捉え、顧客のニーズに対して総合的なオーダーメードのコンサルティングを提供していく。ＳＭＢＣは富裕層取引の拡大を図っており、この提携によって間口を広げる。