ブランドの強化へ行動基準も　センチュリー21日本年次総会

　センチュリー21・ジャパンは２月５日、東京都港区のザ・プリンスパークタワー東京で日本年次総会を開いた。会には全国の加盟店経営者や営業マンら約1300人が集まった。

　三津川一成社長はスピーチのなかで07年の業績と08年の方針発表を行った。加盟店は岩手県から沖縄県まで、区切りである800店を超えた。本部のホームページは月間平均50万アクセスを記録するなど順調に業績が拡大した。この結果、加盟店の受取手数料は425億円、売買取扱件数は２万2840件、賃貸は25万4506件となった。

　昨年から推進している加盟店間の顧客紹介システム「ＶＩＰ制度」も利用が拡大しており、203件がＶＩＰ制度で成約している。「１月に入ってさらに利用が進んでいるので、今年はかなり利用が伸びるのではないか」と三津川社長は期待を表す。

　さらに今年のテーマとしてブランドの強化を打ち出した。「センチュリー21の最大の武器はブランド。確固たるブランドを構築する」（三津川社長）。今夏までには加盟店の「行動基準」を策定し、加盟店のサービスレベルの一致、優れたサービスの浸透を図る。またネットワークのブランドスローガンを「聞く、動く、かなえる」とした。