アフターフォロー専門の新会社設立　三井不動産販売など３社

　三井不動産販売、三井ホーム、三井ホームリモデリングは４月１日に３社共同出資による新会社「リハウスサポート」を設立、営業を開始する。住み替えに関する総合サポートサービス事業をメーンに展開していく。

　リフォーム、引っ越し、インテリアコーディネートといった従来、三井不動産販売の中古住宅流通事業「三井のリハウス」でも「リハウスサポート」として提供していた住み替えに付随するサービスを新会社が担う。

　具体的には、リハウスの顧客に対して建物・設備相談サービスの運営、紹介制度の窓口業務を行う。リフォーム、引っ越し、ハウスクリーニング、インテリア商品販売などを、業務提携した企業と行っていく。また、関連サービスの新規開発も行う。

　三井不動産販売としては、リハウスの顧客に対するアフターフォローの充実、住み替え関連サービスの強化を図ることで顧客満足度の向上を狙う。また、三井ホームグループでは、三井ホームリモデリングが展開するリフォーム事業のノウハウを生かして住み替えにともなう顧客にニーズの掘り起こしを図る。

　資本金５０００万円、従業員29人でスタート。代表取締役社長には三井リハウス東京の執行役員新築企画営業部長兼関連営業部長の加藤正春氏が就任する。出資比率は三井不動産販売60％、三井ホームと三井ホームリモデリングがそれぞれ20％。