マンション、新築・中古ともに価格下落駅が増／東京カンテイ調べ

東京カンテイは16日、08年７月１日時点の首都圏（１都３県）マンション価格をまとめた。70平方㍍換算した価格を駅ごとに割り出した。新築は１７５駅、中古は４９１駅が集計対象。

平均価格は、新築・中古ともに前年同期比で４％超上昇したものの伸び率はともに鈍化した。価格下落した駅が全体に占める割合は、新築34・３％（前年同期比６ポイント増）、中古28・１％（同７・５ポイント増）とともに増加した。都心部の下落駅も増えており、同社では「昨年の急激な価格上昇の反動が影響した」と分析している。