アパマン、株主代表訴訟で１億2640 万円の損害賠償命令

　アパマンショップホールディングスは、同社個人株主３名から同社取締役２名および元取締役１名に対して提起されていた損害賠償を請求する株主代表訴訟について、東京高等裁判所が平成19 年12 月４日付で原告の請求を棄却する旨の東京地方裁判所判決を一部変更し、平成20 年10 月29 日付にて当時の経営陣に対して、同社に対し１億2640 万円の損害を賠償することを命じた判決がなされたと発表した。

　この裁判は当社が平成18 年６月に１株当たり５万円で取得したアパマンショップマンスリーの株式取得価格が不当であるとして、当時の取締役３名に対し、アパマンショップに対して与えた１億3004 万円の損害を賠償するよう求める株主代表訴訟が提起されたもの。（長嶺）