２×６新商品は環境対応型　積水化学工業住宅カンパニー

　積水化学工業住宅カンパニーは、昨年５月に発売した２×６商品「グランツーユーＷＳ」の１周年記念モデル「グランツーユーＷＳ　Ｌｅ－ｅｄｉｔｉｏｎ」を４月25日に発売する。

　段違い片流れ屋根を採用し、同じ面積でもより大容量の太陽光発電システム（ＰＶ）を搭載できるようにしたのが特徴。「屋根面積が小さくなる小規模の住宅でも光熱費ゼロを目指せるようにした」（同社）。一般的な切妻屋根の１・２倍の太陽光パネルを載せることができる。現在、「ＷＳ」の受注のうち約半数がＰＶを採用しているが、新商品の投入によって搭載率80％まで引き上げる考えだ。

　同社によるシミュレーションでは、東京で４人家族が住む１２３・07㎡の建物に５・56ｋｗのＰＶを搭載した場合、年間の光熱費を29万円削減。光熱費ゼロが達成できると試算している。

　光熱費ゼロ仕様、ＰＶを含めた販売坪単価は66万円から。今年度の販売目標を４００棟としている。