リ・ユース住宅融資、利用者の過半数が借家からの住み替え／公庫調査

　住宅金融公庫は、14年度の公庫融資利用者のうち、リ・ユース住宅(マンション)購入融資とリフォームローンに関する調査報告をまとめた。\n　リ・ユース融資利用者の平均年齢は40.3歳で、前年度までの上昇からやや低下。民間借家からの住み替えが50.1%と初めて過半数を超えた。持家からの買い替え(二次取得者)は7.9%で初めて1割を切った。\n　専有面積は75.3㎡で3年ぶりに減少、11年ぶりに新築マンション(75.5%)より狭い数値となった。築後5年以下の割合が34.4%で、リ・ユースマンションの約3分の1が築後5年以下の物件となった。\n　購入価額は2095万円で2年連続の上昇、1㎡あたり購入価額も27万8000円で前年度までの減少から再び上昇した。公庫借入金の割合は3年連続減少の56.4%、民間借入金の割合は8.7%と増加した。