「関東資源循環センター」が本格稼働　ミサワホーム

　ミサワホームは６月から、千葉県野田市に設置した産業廃棄物中有缶処理施設「関東資源循環センター」を本格稼働した。関東エリア１都７県を対象にした広域認定制度を取得。ここでのノウハウを全国に広げることで、全新築施工現場でのゼロエミッション達成に向けて事業を進めていく。同社はすでに、工場のゼロエミッションは07年に達成済み。新築現場については、10年の達成を目指している。



　広域認定制度を利用した廃棄物処理は、施行現場から資源循環センターに廃棄物を運搬して、副産物を再資源化業者に渡す直接回収の体制と、関東エリアに８カ所ある集荷拠点を経由する体制の２つ。新築施工現場で10品目に分別した廃棄物を選別・圧縮・減容して再資源化する。分別品目はダンボールやプラスチック類、石膏ボードなど30品目。関東資源循環センターは、年間３５００棟の廃棄物処理能力を持つ。