東北大学が丸ビルに産官学の連携拠点を開設

　東北大学（吉本高志総長）は、来年にも予定されている国立大学の法人化を前に、東京・丸の内の丸ビルに「東北大学東京分室」を開設する。\n　大企業や国内外の研究機関・中央官庁にも近接する丸ビルに開設することで、研究活動に関する情報発信、研究ニーズの収集、産官学の連携強化、能力開発の支援等、社会貢献の推進を目指す。\n　東京分室では、首都圏での共同研究、受託研究、産学連携に関わる連絡調整業務などを行う。また、同ビルのホールなどを利用してセミナーも開催する予定。さらに同大学大学院では、情報通信技術を活用した遠隔授業の実施も視野に入れている。\n　既に、丸ビルには東京大学大学院経済学研究科・経済学部、ハーバード・ビジネス・スクール日本リサーチセンター、ストックホルム商科大学欧州日本研究所が入居するなど、各大学が活発な活動を展開している。\n