３月めどに３店舗目開設へ／福屋工務店

　関西仲介大手の福屋工務店（大阪市北区、枇榔巧社長）は、３月をめどに３店舗目となる新規店舗を都内城北エリアか神奈川県川崎市内に開設する。近畿圏を中心にグループ全体で約80店舗を展開する同社では、昨年４月に関東進出の足がかりとなる子会社を武蔵野市に設立、12月には目黒店を開設するなど首都圏での出店攻勢を強めている。

　

　実際に出店するのは都内で展開する子会社の福屋不動産販売（武蔵野市）。現在はＪＲ吉祥寺駅を中心に中央線沿線を地盤とする本店と、目黒区や品川区など城南エリアを担当する目黒店の２店舗体制で営業しているが、今後１～２カ月をめどに練馬区内か川崎市内に新規店舗をオープンする考え。



　練馬区では西武池袋線練馬駅や石神井公園駅の周辺、川崎市内では東急田園都市線溝の口駅周辺で物件探しを進めており、条件の合う店舗が見つかり次第出店に動く。いずれのエリアで出店するにせよ、「次の店舗を開設した時点で（出店は）ひと段落する」（同社）としている。