ハウスオブザイヤー・イン・エレクトリックにフィアスホーム「ＬＵＣＥ」など

　(財)日本地域開発センター（伊藤滋会長）は、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリックの大賞にトステム住宅研究所フィアスホームカンパニーの「ＬＵＣＥ」と、日野建ホーム（青森市）の「ムダの無い家」を選出した。同表彰は、全国のオール電化住宅を対象に外皮性能と主要設備機器を一体化して省エネルギー性能を定量的に、独自視点から評価するもの。今回から住宅事業建築主の判断基準で用いられている評価計算法に準じて評価している。



　「ＬＵＣＥ」は、躯体の優れた断熱性能に加え、高効率のビルドインエアコンを採用することで、暖冷房エネルギーを大幅に低減。高効率給湯器や各種節水器具、照明など幅広く省エネ化を図っている点や、性能報告書や通風採光シミュレーションなどの取り組みが高く評価された。



　「ムダの無い家」は、断熱性能と高効率ヒートポンプ志木温水暖房システムによって暖房エネルギー消費量を削減。各種省エネ設備もバランス良く採用した。光熱費シミュレーションや全棟室内環境測定などの取り組みに加えて、寒冷地で長期間オール電化住宅を施工してきた実績も高い評価を得た。