東急不・阪急不／３月発売の「ブランズ・ジオ　等々力」に太陽光発電

　東急不動産と阪急不動産は、３月中旬から販売予定の環境配慮型マンション「ブランズ・ジオ　等々力」（総戸数134戸）に太陽光発電を導入する。東急不単独では過去に一例あるが、09年１月以降で初めて。今回、屋上部に設置する約７㌔㍗の太陽光ソーラーパネルで発電した電力をエレベーターなどの共用部の一部に転用する。二酸化炭素（ＣＯ2）排出量の削減を図るとともに、削減効果の可視化も行う。



　同物件は、地下１階地上10階建て延べ１万1498平方㍍。間取りは２LDK～３LDKで、専有面積63～99平方㍍。太陽光パネルのほか、屋上・壁面緑化や雨水のリサイクルなども導入する。また、周辺住民も利用できる炊き出しが可能な「かまどベンチ」を設置したり、非常用のマンホールトイレやソーラー電池使用の外構照明など災害時に備えるつくり。



　東急大井線尾山台駅から徒歩10分。2011年１月中旬に竣工する予定。