ヤシマ工業と共同でマンション大規模修繕と室内リフォームを促進　三井ホームリモデリング

　三井ホームリモデリングとヤシマ工業は、老朽化したマンションの大規模修繕と室内リフォームを促進するため、共同セミナーの開催などを通じた管理組合・消費者の啓発に乗り出した。マンションの大規模修繕ではパイオニア的な存在であるヤシマ工業と、リフォーム会社である三井ホームリモデリングが協業することで、共用部改装と専有部リフォームの同時施工のコストメリットなどを訴求していく。



　１月16日には、管理組合向けのセミナーを実施。３月７日にも東京・有楽町の東京国際フォーラムで管理組合向けのセミナー「築20年以上のマンションの価値を守る　マンション大規模修繕＆室内リフォーム」を開催する。



　老朽化したマンションのスラム化や建物の破損、管理規約によるリフォームの制限などといったポイントについて説明し、管理組合の意識を啓発する。



　両社は当面、業務提携などは締結せず協業関係を続けるという。今後はマンションリフォーム推進協議会などの業界団体とも連携していく方針。