総合地所／等価交換で東大島に90戸、長谷工と共同開発のロフト採用

　総合地所は「ルネリバーズタワー東大島」の販売を始める。モデルルームを24日に開催、５月１日にグランドオープンする。総戸数90戸のうち、14戸が地主住戸となり76戸が販売住戸。第１期に27戸を売り出す。事前反響は300件の資料請求があった。



　敷地2064平方㍍に地上20階建て延べ8177平方㍍を開発する。地主との等価交換方式で事業化したもので、2007年９月に用地を取得。現時点で15階部分まで上棟している。



　間取りは２ＬＤＫ～３ＬＤＫで、専有面積60～75平方㍍。価格帯は75平方㍍で3900万円台から、60平方㍍で3700万円台からを予定している。最多価格は4300万円台と4700万円台。平均坪単価は205万円。屋上の住人専用の展望デッキ「スカイテラス」からは花火などが楽しめる。都営地下鉄新宿線の東大島駅から徒歩16分に位置する。



　同物件の特徴は、長谷工コーポレーションと共同開発した新空間「ＬＯＦＴ－Ｅ：ロフティエ」を初めて採用する点だ。居住空間の中間地点の高さにロフトを設けて上下２層のリビングを提案する。例えば上部を子どもの遊び場として使え、下部に収納スペースをつくった。親子のコミュニケーションも十分に図ることができる。



　現在、「実用新案登録」を出願中。今回は５戸の採用にとどまるものの、反響を見て今後の開発物件に順次導入したい考え。