中林増美全日前理事長が死去

（社）全日本不動産協会、（社）不動産保証協会の前理事長で、名誉顧問を務めた中林増美氏が28日に死去した。



　通夜は５月１日、告別式は２日に名古屋市千種区のいちやなぎ中央斎場で執り行われる。喪主は長男の正人氏。



　中林氏は１９２５（大正15）年７月15日生まれ。明倫中学校を戦役のため中退。海軍甲種飛行予科練習生、岐阜県大野郡高根村役場、日本電建などを経て60年中林土地代表取締役。



　全日では75年に評議員、78年理事、79年常務理事、83年専務理事、91年副理事長を歴任して97年から05年まで８年にわたって全日、保証協会の理事長を務めた。05年６月に勇退後、両協会の名誉顧問を務めていた。全日以外では、（財）不動産流通近代化センター理事、（財）土地総合研究所理事、不動産・住宅産業団体連合会理事などを務め、00年には世界不動産連盟日本支部の副会長に就任した。