新日鉄都市開発／渋谷の建て替え事業、来年夏に分譲開始

　新日鉄都市開発が東京・渋谷１丁目で組合員として参画している「美竹ビルマンション建て替え事業」が11月15日に権利者全員の同意で権利変換計画が認可された。



　同事業は、住宅40戸とオフィスで構成される６階建ての「美竹ビル」（1959年竣工）の老朽化に伴い建て替える。管理組合は99年３月に設立。来年２月から工事に着手し、2013年２月に地下３階地上17階建て延べ2万6720平方メートルとして誕生する。総戸数196戸の住宅部分（４～17階）とオフィス・店舗を配した大規模複合ビル。中間階免震構造を採用する。



　新日鉄都市が取得した保留床は分譲住宅として11年夏ごろから売り出す。販売戸数は129戸を予定する。間取り１Ｋ～３ＬＤＫで、専有面積が33～113平方メートル。



　場所は地下鉄渋谷駅から徒歩２分。07年９月に都市計画決定を受けた渋谷駅東口地区内に位置する。