住友不動産／広島初の「シティハウス」、マンションギャラリー開設

　住友不動産は広島に初めて分譲マンションのシティハウスブランドを展開する。建設中の「シティハウス海老園マリーナコート」（総戸数154戸）のマンションギャラリーを11月20日にオープンした。来年以降から販売を開始する。



　広島電鉄宮島線の佐伯区役所前駅から徒歩7分に位置し、商業施設や区役所、病院、銀行、学校、公園といった生活利便施設が徒歩圏。南向きを中心に南棟と東棟の配棟計画にする。上層階から瀬戸内の海と宮島などの島々が望める。来年７月上旬に竣工する予定だ。



　敷地面積約6391平方メートルに地上13階建てを建設する。間取りは３ＬＤＫ～４ＬＤＫで、専有面積が75～91平方メートル。住戸内にはエコジョーズや断熱性能を高める複層ガラス、熱が冷めにくい浴槽、節水型のトイレやシャワーなどを導入する。住宅版エコポイント対応。



　共用部のメーンエントランスは、天井高が約5.4メートルの２層吹き抜け。広い敷地を生かし、駐車場を100％完備する。利用料金は約3000円を見込んでいる。来客用駐車スペースも備える。隣接するスーパーと提携してマンション敷地内にショッピングカートを乗り入れることが可能でカート置き場も設置する。



　安全対策としては、住戸内でのガス漏れや防災センサー、共用部の火災といった警報が24時間オンライン体制で大手警備会社の指令室に通報され、警備員が現場に急行する。緊急地震速報配信システムも導入する。



　同社が首都圏などで培ってきたマンションデザインを踏襲。瀬戸内の海と宮島が望めるエリア特性を受けて外壁のタイルにはマリーナをイメージした濃紺であしらう。