新日鉄都市開発など３社／コンペの「家事時間短縮」アイデア商品化、来春発売の大規模487戸

　新日鉄都市開発と三井不動産レジデンシャル、ＮＴＴ都市開発の３社はこのほど、子育てをしながら働く女性や家族を対象にした「第１回ワーキング・ママ　住まいのアイデアコンペ」に入賞したアイデアを商品化し、来年３月上旬に発売予定の大規模分譲マンション「ザ・ミッドランドアベニュー」（総戸数487戸）に導入することを決めた。同コンペのアイデアは2009年に実施したもの。家事の時間を短縮する工夫を採用する。



　主な特徴は、キッチンを部屋の中心部に据えた間取りで、その周辺を取り囲む形で洗面室や大容量の7連続面収納、寝室などを配した回遊性の高さを追求する点だ。料理や掃除、洗濯、片付けといった家事にかかわる動線を効率化する。また、オープンカウンターのキッチンカウンターとリビングダイニングに連続性を持たせて家事をしながらリビングで子どもととの時間を共有できるように配慮する。リビングの壁面には、パソコンスペースや勉強机として利用できるテーブルも備える。



　同物件の規模は地上14階建て。487戸のうち、39戸が地権者住戸で、一般分譲は418戸になる。場所は江東区大島３丁目。ＪＲ線の亀戸駅から徒歩６分、地下鉄西大島駅から同5分に位置する。