ＰＭの専門資格「ビル経営管理士試験」に３９０人が合格／ビル経営センター

　日本ビルヂング経営センターは、昨年１２月１２日に実施した１０年度｢ビル経営管理士」試験の合格者を発表した。合格ライン（合格最低点）は３科目合計３００点満点中１８０点で、かつ『企画・立案』科目が５７点以上、『賃貸営業』科目が５９点以上、『管理・運営』科目が６１点。合格率は７１．７％。３９０人が合格した。



　ビル経営管理士は、国土交通大臣が登録証明する公的資格で、ビルのＰＭに必要な知識を同センターが認定する。不動産特定共同事業法が求める業務管理者の要件として位置付けられているほか、事実上、金融商品取引法の不動産投資運用業の登録要件にもなっている。