住友不動産／「総合マンションギャラリー」を都心5カ所で同時オープン

　住友不動産は10月29日から、「総合マンションギャラリー」を都心5カ所のターミナル駅近くの自社保有ビルを活用して同時オープンする。首都圏で販売するすべてのマンションを案内するもので、約9億円を投じて新宿、渋谷、池袋、秋葉原、田町に開設する。合計で延べ2500坪の常設展示場となる。現在、販売予定も含めて77物件だが、竣工済みの物件なども案内する。27日、「秋葉原館」を報道陣に公開した。



　マンション購入の相談から物件選択、体感コーナーを各館に用意し、「まだマンション購入を考えたことのない人も気軽に足を運んでもらえる場にしたい」（同社）考え。主に3Ｄのブランドシアター、物件ごとのコンセプトシアター、コンセプトルームで構成する。物件情報の集積と発信の役割に加えてブランディング機能も担う。コンシェルジュを配した相談コーナーでは、住宅ローン金利や新築分譲と中古マンションの比較、購入と賃貸の比較などさまざまな相談に応じる。商談スペースも設ける。



　来場は基本的に予約制。開館時間は8時～20時まで。年末年始を除いて年中無休。秋葉原館は7階建てのビル1棟をギャラリーにした。それ以外の場所は次のとおり。「新宿館」＝新宿住友ビル1Ｆ・5Ｆ、都庁前駅徒歩1分。「渋谷館」＝住友不動産青山通ビル11階、渋谷駅徒歩6分。「池袋館」＝住友池袋駅前ビル6階、池袋駅徒歩2分。「田町館」＝住友芝公園ビル3～5階、芝公園駅徒歩1分。