リノベーションで新ブランド／野村アーバン

　野村不動産アーバンネットは25日、リノベーションマンションの新ブランド「ＲＥ．ＮＯ．ＶＥ（リノベ）」を発表した。



　同社は２００８年、都心エリアでマンション買取再販を開始。前年の販売実績は20件、今期も同数程度を予定するなど安定的な事業規模に育ってきたことからブランディングの強化を図る。



　施工はこれまで外部に依頼することもあったが、今後は野村リビングサポートとの共同出資で今年４月に設立した野村不動産リフォームが対応する。施工を内製化することでリノベーションの質を高める。



　販売した物件は２～５年間のアフターサービス保証を付ける。会員組織「リノベメンバーズサロン」も新たに立ち上げて潜在顧客の囲い込みを図る。



　同社は来期40件を販売目標に設定。これまでと同様、都心のブランド立地で５０００万～８０００万円の販売価格帯での展開を進める。