12月のフラット35金利、35年以下は過去最低の1.810％に

　フラット35の金利低下が止まらない。住宅金融支援機構が12月に発表したフラット35適用金利（最頻値）は、借入期間21年以上35年以下が1.810％（前月比▲0.040％）、20年以下が1.530％（同▲0.040％）と３カ月連続で低下し、いずれも過去最低を記録した。フラット35保証型、融資期間が長いフラット50の金利もそれぞれ低下した。



　長期金利の指標となる国債金利が低水準で推移していることが背景。民間の大手行も、主力の10年固定型の住宅ローンを過去最低の金利水準に引き下げており、住宅ローン争奪戦が激しさを増している。