首都圏の中古マンション、10カ月ぶりの成約減　東日本レインズ

　（財）東日本不動産流通機構（岩井重人理事長）は、10月の首都圏の中古マンション市場の動向をまとめた。\n　成約件数は、首都圏全体で2167件（前年同月比3.90％減）。昨年12月以来、10カ月ぶりに前年同月比で下落した。地域別では、東京都900件（同5.88％増）、埼玉県297件（同16.34％減）、千葉県343件（同3.65％減）、神奈川県627件（同9.65％減）と、東京都以外の３県でいずれも下落。神奈川県と埼玉県では大幅な下落となった。\n　１平方㍍あたりの平均成約単価は、首都圏全体で31万800円（同2.65％上昇）。