リストプロパティ／小売り電気事業に参入、年間1000世帯ペースで契約増やす

リストプロパティーズは6月11日、小売電気事業に参入した。「Listでんき」として電気の供給を開始する。東京電力エナジーパートナーと比較して基本料金を半額とし、電力の料金単価を３段階料金制から一律単価とする。インターネットからは月・日・30分単位で使用電気量の確認ができる。低額料金体系と使用量の見える化を推し進める。

Listでんきは、東京電力パワーグリッドの送配電網を通じて電力を届けるため、従来と同じ品質の電気を東京電力エナジーパートナーの供給エリアである関東地方、山梨県、静岡県（富士川以東）で利用可能。一般世帯だけでなく店舗やビルの高圧受電施設などにも電力供給する。

年間1000世帯のペースで契約件数増加を目指す。List でんき契約者には、不動産の売買仲介手数料を1割引にするサービスを行うほか、今年8月末までに申し込みした人を対象に横浜ＤｅＮＡベイスターズの観戦チケットがあたるキャンペーンも実施する。