ＧＡテクノ／中華圏最大の不動産プラットフォーム取得

GAテクノロジーズは6⽉11⽇、中華圏最大級の不動産プラットフォームを取得することを決めた。NeoX（東京都渋⾕区、何書勉社長）と上海の淼瀛信息技術有限公司が共同運営する「神居秒算（しんきょびょうさん）」事業を取得することで基本合意書を締結した。ＧＡでは国際事業部を立ち上げて、その初弾事業として中華圏に向けて、日本の不動産プラットフォーム事業を開始する。

神居秒算の顧客は59%が資産5000万円以上の富裕層。中国居住の不動産投資家向けに日本の不動産の正確な情報をＡＲ（拡張現実）で把握できるサービスを提供する。同サービスは、ＡＲアプリと⽇本の15万棟以上の分譲マンションと20年間の取引を網羅したデータベースを活⽤する。⽇本国内の不動産事業者の中華圏投資家への販売チャネルの拡大にもつなげる。また、神居秒算の掲載物件数は約1万2000件、⽉間の問い合わせ件数は1000件に上るが、今回の提携により、掲載数の増加で商品力の強化を図る。