住宅解体時のアスベスト対策の安全性を検証/住団連
-
2006.08.31
- ツイート
(社)住宅生産団体連合会は、住宅の解体時に飛散するアスベストの気中濃度測定結果を発表した。石綿粉じん被害予防のために同会が作成した「低層住宅石綿取扱ガイド」の効果を検証するのが狙いで、ガイドに従ってアスベスト含有建材を解体した場合の飛散具合を測定した。解体作業中に隣地境界で測定されたアスベストは、1リットル当たり0.3本未満。作業場所でも最大4.63本にとどまった。同会では、ガイドに基づいた適切な作業手順で解体作業を行う場合には、「石綿障害予防規則」が定める防じんマスクなどの着用で十分に安全が確保できることが分かったとしている。