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マンション購入検討の消費者、7割が価格先高感 長谷工アーベスト調べ

  • 2006.10.12
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 長谷工アーベストが四半期ごとに実施している顧客マインド調査によれば、首都圏の消費者の7割がマンション価格・地価に先高感を持っていることが分かった。01年の調査開始以来過去最高の水準で、先高感の高まりから購入時期を早めようとする意識が引き続き高まっている。

 マンション価格について、「徐々に上昇」とした回答は69%(前回調査比22ポイント上昇)、「横ばい」については23%(同14ポイント低下)となった。一方で「下降する」と回答したのはわずか3%(同7ポイント低下)で、調査開始以来最も低い水準となった。同社では、「基準地価の上昇や用地獲得競争による価格上昇など、各種報道による影響が見られた」としている。

 地価動向についても69%が「徐々に上昇」と回答。前回調査から13ポイント上昇した。ただ、上昇は都心部や人気エリアを中心とした二極化・地域格差を挙げる声が強まっている。

 価格上昇時の購入検討について質問したところ、「上昇前に検討したい」との回答が54%(同7ポイント上昇)と過半数を超えた。また、「買いたい時に購入する」という回答は29%(同13ポイント低下)で、購入を早めようとしている意識の高まりがうかがえる結果となった。

 調査は9月21~25日、同社が受託販売したマンションのモデルルームへの来訪者に対し、ウェブアンケート方式で実施。有効回答件数は298件。
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