全国平均地価が16年ぶりに上昇/07年公示地価
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2007.03.22
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全国の平均地価が、住宅地、商業地ともに16年ぶりに上昇に転じた。国土交通省が22日、07年1月1日時点の公示地価を発表。上昇率は、住宅地0.1%、商業地2.3%と微増だが、大都市圏が大きく上昇。地方圏では、下落幅が縮小しているが下落傾向が続いている。商業地は全地域で前年より下落幅が縮小した。大都市中心部から周辺地域へオフィス需要が広がり、またマンション用地の確保難などが大都市周辺の地価を押し上げたようだ。東京圏と大阪圏では、商業地の8割が上昇となった。地方圏でも中心都市で上昇幅が増加した地点や新たに上昇した地点が現れている。