お電話でもお問い合わせを受け付けています 受付時間 平日 10:00~17:30

TEL03-6721-1338

トーセイ/07年11月期は下期に利益集中、REITは今秋上場目指す

  • 2007.04.10
  • お気に入り
 不動産開発・流動化のトーセイの今期事業計画が順調に推移しており、2007年11月期の中間経常利益予想を22億6200万円(当初予想18・42億円)に引き上げた。第1四半期業績は前年同期比で減収減益だったが、これは前期の利益が上期に集中し、今期は下期に利益が集中しているためで、07年11月期連結業績は、現状の会社発表を上回りそうだ。

 先月30日発表の第1四半期の決算短信だけを見ると、売上高が前年同期比11・9%減の114億9700万円、営業利益が同39・3%減の19億6700万円、経常利益が同41・3%減の18億1200万円という減収減益だが、「これは今期当初から立てていた計画。それでも当初予定よりも相当好調だったため、中間決算の経常利益を上方修正した」と平野昇取締役専務執行役員はコメントする。

 また、現在進めている「中期3カ年計画(06年11月期~08年11月期)」では、売上、保有資産、従業員といった社の全ての部分を倍増するのがテーマだったが、ほぼこれが達成できたことで、経営陣は次のステップとして経常利益100億円を意識し始めたようだ。

 今年9~10月にはREIT銘柄を上場する予定だ。
TOP