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都心5区空室率、16年ぶりに2%を下回る IDSS調べ

  • 2007.04.12
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 生駒データサービスシステムが四半期ごとに調べているオフィスマーケット市況によると、3月時点の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の空室率が91年5月以来16年ぶりに2%を下回った。

 3月時点の都心5区の空室率は1.8%。前回調査(06年12月)から0.5ポイント低下した。都心部だけでなく、東京23区全体で空室の消化が顕著。23区全体の空室率は2.0%(前回調査比0.6ポイント低下)だった。

同社がゾーニングした52ゾーン(新設2ゾーンを除く)のうち、約75%に当たる39ゾーンで空室率が低下。規模や立地にかかわらず空室率が低下しているようだ。都心5区では全てのゾーンで空室率が5%を下回っており、約70%が空室率3%以下だ。

 Aクラスビルの空室率は0.7%(同0.7ポイント低下)となった。新規供給量は「六本木ヒルズ」などが竣工した03年4~6月以来最大のボリュームだったが、いずれも満室稼働した。
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