シンプレクス・インベストメント・アドバイザーズ/資産残高6221億円、5期連続の増収増益達成
-
2007.04.26
- ツイート
不動産ファンド運営のシンプレクス・インベストメント・アドバイザーズは、2007年3月末時点で、運用資産残高が238物件、6221億円に達した。当初計画の6100億円を上回った。このうち竣工済み売却前の開発物件が36物件、1690億円となる。08年3月期末までに7770億円まで資産を積上げる方針だ。私募ファンドは、今後も首都圏・大都市のオフィスビルを中心に運用していく。投資エリア比率は、東京23区と首都圏(神奈川・千葉・埼玉)で7割強、地方都市に2割弱の割合。
REITは上場時期をめぐって様子見の状態が続いているものの、「比較的規模の大きいAクラス物件を組み込む。用途はオフィスや商業施設などで上場時の運用資産規模は1000億円程度を考えている。現在、プレリートで運用中の物件を組み込んでいく」と林正道社長はこれまでより踏み込んだコメントを出した。
三井不動産らとのゴルフ場再生事業では、将来のファンド組成を視野に入れ積極的に取得していく。
開発事業では、オフィス・商業・住宅・ホテル・物流・リゾートといった全てのタイプ手がける。すでに商業施設を中心に800億円分を仕込んでおり、「3~4年先まで安定供給できる体制が整っている」(林社長)。
4月24日発表した07年3月期業績は、売上高444億3900万円(前期比41・2%増)、営業利益149億2900万円(同61・7%増)、経常利益116億4500万円(同44・9%増)、当期純利益62億2100万円(同34・4%増)で、5期連続の増収増益だった。SPC連結による影響はなく、ほぼ期初予定の利益水準に着地した。
REITは上場時期をめぐって様子見の状態が続いているものの、「比較的規模の大きいAクラス物件を組み込む。用途はオフィスや商業施設などで上場時の運用資産規模は1000億円程度を考えている。現在、プレリートで運用中の物件を組み込んでいく」と林正道社長はこれまでより踏み込んだコメントを出した。
三井不動産らとのゴルフ場再生事業では、将来のファンド組成を視野に入れ積極的に取得していく。
開発事業では、オフィス・商業・住宅・ホテル・物流・リゾートといった全てのタイプ手がける。すでに商業施設を中心に800億円分を仕込んでおり、「3~4年先まで安定供給できる体制が整っている」(林社長)。
4月24日発表した07年3月期業績は、売上高444億3900万円(前期比41・2%増)、営業利益149億2900万円(同61・7%増)、経常利益116億4500万円(同44・9%増)、当期純利益62億2100万円(同34・4%増)で、5期連続の増収増益だった。SPC連結による影響はなく、ほぼ期初予定の利益水準に着地した。