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東京カンテイ/首都圏新築マンションの収益性、「明治神宮前」が最も高い

  • 2012.10.30
 東京カンテイは10月30日、2012年の新築マンションのPERを発表した。分譲価格を月額賃料(12カ月)で除して求めた数値で、PERが低ければ収益性が高く、反対に高いと収益性が低い。首都圏の平均は、前年から0.08ポイントとわずかに悪化して23.83だった。平均価格(70平方メートル換算)は4749万円(前年比1.8%減)と下落したものの、平均賃料も同1.8%落ち込み16万7465円だったため、収益力の改善にブレーキがかかった。ただ、水準自体は昨年並みを維持して横ばいで推移しているとした。



 沿線駅別で見て最も収益性が高いのは千代田線の明治神宮前(14.66)で32万7393円の最高賃料。2位がつくばエクスプレス線の八潮(15.85)、3位がJR山手線の日暮里(16.43)だった。明治神宮前と日暮里は、定期借地マンションの供給による価格低下で収益性が突出して高くなった。八潮は月額賃料が15万円未満でも安価な分譲価格により収益率を保っているとした。



 4位以下トップ10は、浜川崎(16.66)、多摩境(16.90)、千住大橋(16.98)、大師前(17.49)、新子安(17.51)、辰巳(17.54)、川崎(17.57)の順番。



 一方、収益性が最も低かったのが京王線の千川(35.24)。六本木一丁目や浜田山、鎌倉などが下位20位に入った。六本木は不動産大手が供給した高額タワーマンションが影響した。



 また、今回初めて属性別にPERを算出した結果、最寄り駅からの所要時間が徒歩10分以内であれば22ポイント前後に納まり、収益性として一定のバランスが取れているとした。一方、徒歩11分以遠になると分譲価格よりも月額賃料の低下のバイアスが高まり、結果的にPERが悪化する傾向にあるとした。
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