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三好不動産/米エアビーと提携、福岡市内で宿泊事業に参入

  • 2018.09.12
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賃貸管理ビジネスの三好不動産(福岡市中央区、三好修社長)は、不動産再生事業を手掛ける系列のミヨシアセットマネジメント(福岡市中央区、笠清太社長)と宿泊事業に参入する。Airbnb(エアビーアンドビー)と業務提携して展開する。賃貸オーナーに対してコンサルティングや物件管理、自主運営などさまざまな分野で業務を開始する。

三好不が自社管理する物件を中心に民泊や簡易宿所のほか、ホテルやスパリゾートなどの商品ラインアップをそろえて提供する。年度内に50室ほどを供給し、2020年末までに計500室を運用して年間10億円の売り上げを目指す。

ミヨシアセットは住宅宿泊管理業者の登録済み。全体で2割に達する福岡の空室状況を踏まえ、グループの管理ノウハウを生かしての空室の有効活用を目指す。訪日客の急増に伴う宿泊施設不足の解消にもつなげる。旅館業法と民泊新法を活用した運用方法のアドバイスと同社サブリースプランなども提案する。

提携初弾として、博多駅周辺にホテル「ナインステイツ博多」を10月下旬にオープンする。地上5階建て延べ814平方㍍。総客室数は38室。同ホテルの部屋はエアビーで予約できる。加えて19年3月に木造2階建ての「アパートメントホテル(仮称)」(総客室数10室)を博多区に開業するとともに、賃貸マンションを用途変更してのホテル運営にも臨む。このコンバージョン型は、1979年11月竣工の築古マンション一棟を全面改修する。規模は地上8階建て延べ1246平方㍍となり、「博多駅東一丁目ホテル(仮称)」として総客室数36室の運営を予定している。
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