
9月のビル市況/都心5区、空室率低下だが/新宿と渋谷で上昇/三鬼商事
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2025.10.22
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オフィス仲介専門の三鬼商事は、9月の東京都心5区のオフィスビル市況をまとめた。調査対象は100坪以上の主要貸事務所ビル2582棟(うち新築は28棟)。
それによると平均空室率は前月より0・17ポイント低下し2・68%となり、空室面積は1カ月間で約1万4000坪減少した。
内訳は新築ビルの空室率が15・49%(前月比0・07ポイント低下)、既存ビルは2・43%(同0・14ポイント低下)だった。
地区別の空室率は千代田、中央、港の3区が前月比低下した。中でも港区は大きく空室率を低下させ、2%台目前に迫った。
一方、新宿区と渋谷区の空室率は上昇。8月に新宿区は2%台に、渋谷区は1%の大台に乗ったが、今回の上昇で3%台、2%台に戻った。
5区全体の平均坪賃料は2万1092円(前年比4・80%上昇)だった。内訳は、新築ビルが2万9845円(同9・58%上昇)、既存ビルは2万876円(同4・71%上昇)。
地区別の賃料は、5地区すべてで前年を上回り、中央区と港区は前年比1000円以上上昇した。各賃料は次の通り。
千代田区=2万2739円(前年比4・38%上昇)▽中央区=1万9327円(同5・55%上昇)▽港区=2万900円(同6・50%上昇)▽新宿区=1万9009円(同2・71%上昇)▽渋谷区=2万4248円(同2・36上昇)。
それによると平均空室率は前月より0・17ポイント低下し2・68%となり、空室面積は1カ月間で約1万4000坪減少した。
内訳は新築ビルの空室率が15・49%(前月比0・07ポイント低下)、既存ビルは2・43%(同0・14ポイント低下)だった。
地区別の空室率は千代田、中央、港の3区が前月比低下した。中でも港区は大きく空室率を低下させ、2%台目前に迫った。
一方、新宿区と渋谷区の空室率は上昇。8月に新宿区は2%台に、渋谷区は1%の大台に乗ったが、今回の上昇で3%台、2%台に戻った。
5区全体の平均坪賃料は2万1092円(前年比4・80%上昇)だった。内訳は、新築ビルが2万9845円(同9・58%上昇)、既存ビルは2万876円(同4・71%上昇)。
地区別の賃料は、5地区すべてで前年を上回り、中央区と港区は前年比1000円以上上昇した。各賃料は次の通り。
千代田区=2万2739円(前年比4・38%上昇)▽中央区=1万9327円(同5・55%上昇)▽港区=2万900円(同6・50%上昇)▽新宿区=1万9009円(同2・71%上昇)▽渋谷区=2万4248円(同2・36上昇)。