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「東京ミッドタウン日本橋」が竣工/延べ38万m2に複合機能/オフィス満床、MICE施設も

「東京ミッドタウン日本橋」が竣工/延べ38万m2に複合機能/オフィス満床、MICE施設も

  • 2026.10.13
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 三井不動産と野村不動産が参画して開発を推進してきた東京都中央区の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」(組合施行、街区名称=東京ミッドタウン日本橋)が9月30日、竣工した。区域面積約3ヘクタールに、地上52階地下5階建ての大規模複合施設「日本橋野村三井タワー」(延べ床面積37・4万m2)を中心に、地上4階建て「日本橋野村ビルディング旧館」(同5300m2)と、地上7階建て「日本橋リバーサイドテラス」(同6600m2)を整備した。隣接する既存の「日本橋一丁目三井ビルディング」も加えて、4街区を一体運営する「東京ミッドタウン日本橋」として27年中に全体開業する。
 日本橋野村三井タワーは地下1階から地上3階に商業施設、5~8階に都心最大級のMICE施設、オフィスは10~20階と22~38階に配置した。その上の40~47階にはヒルトンが運営する最上級ラグジュアリーブランドホテル「ウォルドーフ・アストリア」(全197室)、48~51階には同ブランドとしてはアジア太平洋地域初の賃貸住宅(全71戸、専有面積60~430m2)が入る構成だ。
 オフィス部分は低層部(10~20階、基準階面積6501m2)と高層部(22~38階、同4521m2)はともにエリア最大級のフロア面積。10階と21階には屋外テラス(ガーデン)を設置し、光と風を感じながら、眼下の日本橋川や都心の眺望が楽しめる。
 リーシング状況は、野村ホールディングスや第一三共の本社、バンク・オブ・アメリカの日本拠点などの入居が決まっている。三井不動産によると、「当社持ち分はすでに満床」と需要は堅調だ。
 商業ゾーンは、日本橋野村ビルディング旧館、日本橋リバーサイドテラス、さらにこれから改修工事に入る日本橋一丁目三井ビルディングの商業部分(COREDO日本橋)を含め、街区全体で約2万m2規模となる。街で働く人や来街者、国内外の観光客に対応する物販や飲食・食物販店舗など約100店舗で構成する予定だ。
 MICE施設は、国際会議や企業の展示会・イベントからコンサート、アート展覧会、ファッションイベントまで多彩な催事に対応する。約1600人を収容できる約1500m2のホールを2室と、12のカンファレンスルーム(計約1400m2)、ホワイエを備え、総面積は約6700m2。MICE専用の大型エレベーターや大型バスの待機場の整備など、多様なニーズに応える運営体制も構築する。
 日本橋野村ビルディング旧館は中央区指定文化財で、外観を保存・活用し、低層部を商業施設として再生した。日本橋リバーサイドテラスは、日本橋川に開かれた複合施設。日本橋川周辺の遊歩道と、水辺に面した商業施設、上層階に48戸の住宅を整備。川と街が一体的に連続する回遊空間を形成する施設となる。

三越前から見た東京ミッドタウン日本橋の全景

東京ミッドタウン日本橋 21階屋外ラウンジ。一般利用もできる。

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