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マンション管理適正評価、「星5」取得物件、市場性高く、23区坪単価指数5年で2倍に、東京カンテイ

マンション管理適正評価、「星5」取得物件、市場性高く、23区坪単価指数5年で2倍に、東京カンテイ

  • 2026.10.19
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 東京カンテイは「マンション管理適正評価制度がもたらす中古マンション価格への影響」について調査・分析した。それによると、マンション管理業協会が運営中の「マンション管理適正評価制度」による評価(星ランク)は、中古マンション市場に影響を及ぼし、「星5」と「星4」では、「登録なし(未登録)」のマンションと比較して坪単価の上昇率が高くなったことが分かった。
 東京23区の同制度による評価を受けた中古マンションの坪単価は、2020年を100として指数化した場合、「星5」の坪単価指数は25年に199・9とほぼ2倍の水準まで上昇した。続けて「星4」は169・2で、「登録なし」(160・9)を上回った。「星3」は139・7だった。
 坪単価の上昇率はエリアによって差はあるが、概ね各エリアに共通し「星5↓星4↓登録なし↓星3」の順となった。
 横浜市を例にしても、25年の指数は「星5」174・0、「星4」141・8、「登録なし」129・9、「星3」115・9--だった。
 「星5」と「星4」は星未取得の物件と比較して高く評価されている可能性があり、そのため売り希望価格を高く設定できていると考えられる。
 「登録なし」の坪単価の変動が「星4」と「星3」の中間にきた理由は、(1)将来登録するマンションも含まれ、登録すれば「星5」ないし「星4」を取得できる物件が存在する、(2)タワマン(20階以上)など高価値マンションの登録比率が全体的に低い--を挙げた。
 次に、星の取得による効果を確認するため、23年=100として、前後2年間の坪単価を比較した。星を取得した後(25年、特に星4と星5)の坪単価変動指数は23年より大幅上昇した。取得前(21年)も、23年にかけては上昇基調だったが、取得後のような上昇は表れていない。こうしたことから、強い坪単価の上昇は、星取得による効果と推察した。
 同評価制度の対象マンションは、ストックが大都市圏集中しているため、多くは首都圏、近畿圏、中部圏に集中している。今回、地方都市への影響も探るために一定のストックと同制度登録マンションが存在する地方四市(札幌、仙台、広島、福岡)を調べた。結果、東京23区と同様の傾向が地方四市でも見られた。
 同調査の対象マンションは1万52棟、内訳は星5=3349棟、星4=4275棟、星3=2055棟、星2=370棟、星1=3棟。

星5と星4取得物件は、特に取得前より上昇幅が大きい

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