環境美化・緑化活動の報告会を実施　神奈川県宅協

　(社)神奈川県宅地建物取引業協会（杉浦武胤会長）の環境緑化・美化活動「グリーン＆クリーンアクション」の報告会が２月13日、横浜市の横浜ロイヤルパークホテルで行われた。支部の役員など、200人が集まり、各支部からの活動報告や松沢成文神奈川県知事の講演に耳を傾けた。

　同協会では昨年度から、協会やハトマークのＰＲの意味も込めて環境緑化・美化活動「グリーン＆クリーンアクション」を実施しており、消費者からも好評を得ている。

　報告会の冒頭、挨拶に立った杉浦会長は「グリーン＆クリーンアクションは協会のメイン事業。昨年行われた、アジア・太平洋地域不動産会議で、安藤忠雄氏が基調講演で、自然の破壊により人間の生活自体が成り立たなくなる、と語っていた。環境問題を気にしない企業は、商売も成り立たなくなる。是非、我々自身が緑を多くするような運動を盛り上げていきたい」と語った。

　その後、各支部が活動報告を行った。各支部とも、地域イベントや行政が実施する違法屋外広告除去活動への参加、鉢植えや花の種の配布、募金活動を実施した。

　各支部の報告のあと、松沢県知事が「水源環境」をテーマに講演。松沢知事は、07年度から導入される水源環境保全のための県民税について導入の意義、今後の計画について語った。