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郊外部の新築マンション価格上昇顕著に 東京カンテイ調べ

  • 2007.09.19
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 東京カンテイはこのほど、07年7月1日時点の首都圏新築・中古マンションの最寄り駅別1平方メートル単価をまとめた。

 上昇率1位になったのは西武池袋線ひばりヶ丘駅で、66万6000円(前年同月比91.52%上昇)だった。それまで駅近物件が供給されていなかったエリアだったが、駅前で「ひばりタワー」(西武不動産販売、オリックス不動産など)が発売された影響が大きい。以下、2位南武線西国立駅で90万8000円(同82.93%上昇)、3位都営三田線白金高輪駅187万9000円(同69.79%上昇)と続いた。

 上位の駅を見ると、西武新宿線久米川駅、東海道線茅ヶ崎駅、総武線西千葉駅、小田急小田原線向ヶ丘遊園駅など郊外の駅が目立つ。「それまであまり供給されていなかったエリアで新築が供給されて、それが大幅な価格上昇の要因となった」(同社)としている。

 また、中古の上昇率1位は山手線秋葉原駅で101万7000円(同95.47%上昇)。この数年で供給された高額物件が市場に流通し始めたための上昇と見られる。以下、2位東京メトロ丸の内線四谷三丁目駅100万2000円(同86.31%上昇)、3位都営浅草線東日本橋駅76万9000円(同60.26%上昇)となった。
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