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三井ホーム、福島で木造校舎を着工/自社初の燃えしろ設計で

三井ホーム、福島で木造校舎を着工/自社初の燃えしろ設計で

  • 2025.06.18
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増築校舎の完成イメージ

下足箱などには福島県産の木材を使用

 三井ホーム(東京都江東区、野島秀敏社長)はこのほど、学校法人コングレガシオン・ド・ノートルダムが運営する桜の聖母学院中学校(福島市花園町)の新たな校舎増築を設計し、着工した。木造建築の提案で、耐火RC造の既存校舎を生かし、準耐火木造校舎を増築する。
 同社が手掛ける初の小中一貫校で来年1月に竣工し、同4月から校舎として使用する予定。
 同施設の敷地面積は8699m2。増築の建築面積は943m2で、建物は2階建て、延べ床面積は1466m2。
 「児童・生徒・保護者・職員がぬくもりや親しみを感じることができる校舎にしたい」という学校の思いに応えるため、22年の建築基準法改正で可能となった「火熱遮断壁等を使用した耐火RC造の建物への木造建築」を実施する。
 また、交流ホールなどで木部を現しで施工するため、建築物の用途に合わせて木造軸組み工法を採用し、同社初の柱や梁の燃えしろ設計を行い、ぬくもりある空間を創出する。
 増築する校舎の一部内装材と家具(下足箱、交流ホールベンチ)に福島県産の木材を活用する。
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