森ビル、前期の売上高は過去最高、今期はビル稼働率94%へ
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2011.05.26
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森ビルの11年3月期連結決算は、オフィス賃貸は横ばいにとどまったものの、大型物件売却の寄与で前期比18%増収し、売上高は過去最高の2091億円になった。当期利益は42%増の71億円だった。12年3月期はホテル事業や会員制クラブ事業で震災の影響を織り込み売上高は9%減の1900億円にとどまる見込み。一方、SPCの出資評価損など特別損失が減少するため当期利益は27%増の90億円と減収最終増益を見込んでいる。
11年3月期末のオフィス稼働率は92・3%で前期末より1・8ポイント上昇し、テナント工事なども含めた賃貸事業収益は1112億円で0・6%と微増した。期末の賃貸不動産等の含み益は6843億円。12年3月期はオフィス稼働率を94%まで引き上げる。
11年3月期末のオフィス稼働率は92・3%で前期末より1・8ポイント上昇し、テナント工事なども含めた賃貸事業収益は1112億円で0・6%と微増した。期末の賃貸不動産等の含み益は6843億円。12年3月期はオフィス稼働率を94%まで引き上げる。